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代金引換(代引き)とは?仕組み・手数料・メリットと注意点を解説【2026年版】

ECサイト決済決済の基礎知識5分で読める

代金引換(代引き)とは?仕組み・手数料・メリットと注意点を解説【2026年版】

代金引換(代引き)とは?仕組み・手数料・メリットと注意点を解説【2026年版】

「代引きって、どういう仕組みで支払うの?」

「手数料は誰が負担するの?購入者?お店?」

「ネットショップに導入するメリットや注意点は?」

商品を受け取るときに、その場で代金を支払う「代金引換(代引き)」は、ネット通販でおなじみの支払い方法です。商品を確認してから支払える安心感から、根強い人気があります。

この記事では、代金引換とは何かという基本から、支払いの流れ、購入者と事業者それぞれのメリット・デメリット、手数料、そして他の後払い手段との違いまでを、EC事業者の目線でわかりやすく解説します。

代金引換(代引き)とは?

代金引換(代引き)とは、商品の配達時に、配送業者へ代金を支払う決済方法です。購入者は商品を受け取るのと引き換えに、その場で代金(+代引き手数料)を支払います。集めた代金は、配送業者から後日、事業者(ショップ)へ支払われます。

「商品が届いてから支払う」ため、購入者にとっては安心感の高い方法です。オンライン決済全体の中での位置づけはオンライン決済とはもご覧ください。

キャッシュレスが広がった今でも、「顔の見えないネット通販で、先にお金を払うのは不安」という心理は根強く、代引きはそうした層の受け皿として一定の役割を果たしています。

ただし近年は、他の後払い手段やキャッシュレスの普及により、代引きの比率は少しずつ下がってきているのも事実です。

代金引換の流れ

代金引換の流れの解説図

代引きの取引は、次のような流れで進みます。

  • 注文…ECサイトで商品を注文し、支払い方法に代引きを選ぶ。
  • 発送…事業者が商品を発送する(前払い確認は不要)。
  • 配達・支払い…配送業者が商品を届け、その場で購入者が代金を支払う。
  • 入金…配送業者が集金した代金を、後日事業者へ振り込む。

支払い方法は現金のほか、配送業者によってはカードや電子マネーに対応している場合もあります。

事業者から見ると、入金は配送業者経由でまとめて行われます。個々の注文ごとにお客様から直接回収するわけではないため、回収の手間がかからないのも特徴です。

ただし、実際の入金は配送業者の締め・振込サイクルに従うため、即日ではありません。代引き手数料が差し引かれる場合もあるので、契約内容を確認しておきましょう。

この入金サイクルは配送業者やプランによって異なるため、資金繰りを考えるうえで把握しておくと安心です。

代金引換のメリット

代金引換のメリットの解説図

購入者にとって

最大のメリットは、商品を実際に受け取ってから支払える安心感です。ネット上で先にお金を払う不安がなく、クレジットカードを持っていなくても利用できます。カード情報を入力せずに済む点も、セキュリティ面で好まれます。

ネット通販に不慣れな層や、初めて利用するショップで「本当に商品が届くのか」と不安な場合にも、代引きは安心して使える方法です。

EC事業者にとって

事業者にとっては、未回収リスクが低いのが大きな利点です。商品と引き換えに代金を回収するため、コンビニ決済の前払い忘れのような「支払われないまま」という事態が起きにくくなります。カードを持たない層や、後払いに不安のある層の購入も取り込めます。

前払いのように「入金を待ってから発送」という手順がないため、注文後すぐに発送できるのもメリットです。お客様を待たせずに商品を届けられます。

代金引換のデメリット・注意点

代金引換のデメリット・注意点の解説図

受取拒否・不在のリスク

代引き最大の注意点は、購入者が受け取らない「受取拒否」です。受け取ってもらえないと、往復の送料や代引き手数料が事業者の負担になることがあります。また、不在で再配達が続くと、入金までの時間も延びます。

受取拒否や長期不在は、送料・手数料の損失だけでなく、在庫の戻り処理という手間も発生させます。対策として、注文時の本人確認や、リピーター以外への上限設定を行うショップもあります。

代引き手数料

代引きには手数料がかかり、金額帯に応じて設定されています。この手数料を購入者と事業者のどちらが負担するかは、ショップの方針によって異なります。送料と合わせて、購入者が支払う総額が高くなりやすい点は理解しておきましょう。

総額が高く感じられると、購入をためらう要因にもなります。送料無料ラインの設定や、手数料の明示など、購入者が納得しやすい見せ方の工夫も大切です。

高額商品や上限金額

代引きには、利用できる上限金額が設けられていることが一般的です。高額な商品では代引きが使えない場合があるため、扱う商材によっては他の決済手段も用意しておく必要があります。

また、法人向けの高額取引などでは、代引きよりも請求書払い(掛売り)のほうが適していることもあります。商材の価格帯に応じて決済手段を選びましょう。

代引きと他の後払い手段の違い

代引きと他の後払い手段の違いの解説図

「商品を受け取ってから(または後で)支払う」手段には、代引きのほかにもいくつかあります。

  • コンビニ決済(後払い)…商品到着後、コンビニで支払う。コンビニ決済とはで解説。
  • BNPL(後払い決済)…専用サービスを使い、後日まとめて支払う。BNPLとはで解説。

代引きは「配達時にその場で支払う」点が特徴で、受け取りと支払いが同時に完了します。一方コンビニ決済やBNPLは、受け取り後に自分のタイミングで支払える柔軟さがあります。

代引きは「配達員に支払う」ため在宅している必要がありますが、コンビニ決済やBNPLは自分の都合で支払える点が異なります。お客様のライフスタイルによって好みが分かれます。

複数の後払い手段を用意し、お客様が選べるようにしておくと、より多くの購入につながります。

代金引換の導入方法

代引きは、配送業者のサービスとして提供されているため、利用する配送業者と契約することで導入できます。EC全体の決済設計としては、代引き・クレジットカード・コンビニ決済などを組み合わせ、幅広い層に対応するのが理想です。複数の決済手段をまとめて扱うなら決済代行の活用も検討しましょう。仕組みは決済代行とは、決済手段の組み合わせはECサイトに必要な決済手段一覧をご覧ください。

近年は、代引きの利用が減り、クレジットカードやQRコード決済、BNPLへ移行する傾向もあります。とはいえ現金派の需要は残っているため、商材と客層を見て要否を判断しましょう。

「自社に代引きは必要か」「どの決済を組み合わせるべきか」を相談したい場合は、無料診断で目安を確認できます。

代金引換に関するよくある疑問

代引き手数料の相場は?

金額帯に応じて段階的に設定されるのが一般的で、少額なら数百円程度です。購入者負担にするか事業者負担にするかは、ショップごとに決められます。

クレジットカードと代引き、どちらを用意すべき?

どちらか一方ではなく、両方を用意するのが理想です。カード派・現金派の双方に対応でき、購入のハードルを下げられます。

まとめ

代金引換(代引き)とは、商品の配達時に配送業者へ代金を支払う方法で、商品を確認してから支払える安心感と、事業者側の未回収リスクの低さが魅力です。一方、受取拒否のリスクや代引き手数料、上限金額といった注意点もあります。

購入者に安心感を与えつつ、事業者の未回収リスクも抑えられる代引きは、他の決済手段と組み合わせて使うことで力を発揮します。

コンビニ決済やBNPLなど他の後払い手段と特徴を比べ、自社の商材・客層に合った組み合わせを選ぶことが大切です。決済手段の設計を検討する際は、決済代行とは無料診断もご活用ください。

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